高齢運転者による交通事故は報道でも大きく取り上げられることが多く、社会的関心が高まっています。警察庁の発表によると、75歳以上の高齢運転者による死亡事故は、2020年に一度減少したものの近年は増加傾向にあり、運転免許保有者10万人当たりでは、75歳未満の運転免許保有者と比べて約2倍の発生件数となっています。また、75歳以上の高齢運転者による死亡事故の人的要因をみると、操作不適の割合が27.6%(ハンドルの操作不適14.9%、ブレーキとアクセルの踏み間違い6.6%)と高く、75歳未満の運転者の約2.8倍となっていることから、「操作不適」は高齢運転者による死亡事故の特徴的な要因であるとも言えます。今月は加齢に伴う運転への影響を知り、高齢運転者として事故を防止するために、今後の運転との向き合い方について考えてみましょう。
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