道路交通法の改正により、一定の要件を満たす電動キックボードは、「特定小型原動機付自転車」と定義され、16歳以上であれば、運転免許がなくても運転ができるようになりました。
「特定小型原動機付自転車」を安全に利用するために、交通ルールや知っておくべきポイントをご紹介します。
電動キックボードに関する違反・事故について
電動キックボードの利用では、信号無視などの交通違反が多く検挙されています。交通事故件数は近年で大きく増加しているほか、転倒による死亡事故なども起きています。
事故防止や被害軽減のためにも、交通ルールを守り、ヘルメットを着用するなど安全な利用を心がける必要があります。
公道で電動キックボードに乗る前の確認ポイント
保安基準への適合
免許不要で公道を走行できる「特定小型原動機付自転車」に該当するためには、電動キックボードが保安基準を満たしている必要があります。
保安基準を満たしている電動キックボードは「性能等確認済シール」が貼られています。
ナンバープレートの取り付け
所有者は、軽自動車税の申告をしてナンバープレートを取得し、車体の見やすいところに取付ける必要があります。
ナンバープレートの取得に関する手続等については、申告先の市区町村にお尋ねください。
自賠責保険への加入
所有者は、自賠責保険(共済)に加入し、加入時に配付されたステッカーをナンバープレートに貼り付ける必要があります。
自賠責保険に未加入・期限切れのまま運転すると、1年以下の懲役または50万円以下の罰金といった処罰の対象となります。
※「一般原動機付自転車」に該当する電動キックボードは、これらの処罰のほか、免許停止処分の対象になることがあります。
※【電動キックボードに乗る前に知っておきたいこと】についてはこちらをご覧ください
「一般社団法人日本損害保険協会」ホームページより引用しています(https://www.sonpo.or.jp/index.html)
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