●眠りで大切なのは量より質
健康を維持するためには、十分な睡眠を確保する必要があります。まずはしっかり睡眠をとることが重要です。
では、1日の睡眠時間はどれくらいあればよいのでしょうか?一般的に「理想的な睡眠時間は8時間」などといわれますが、実は適切な睡眠時間というのは人それぞれで、大切なのは時間ではなく「眠りの質」です。質の高い眠りとは、朝、目覚めたときに「ぐっすり眠った」という感覚が得られる眠りです。
とくに健診結果で血圧、血糖値、BMI、腹囲などが基準より高い場合は、意識して睡眠をとるよう心がけましょう。
眠りの質を高めよう!
●質の高い眠りは規則正しい生活から
質の高い眠りを得るためには、規則正しい生活を心がけることが何よりも大切です。
私たちの体の中には生命活動を営むための「体内時計」があり、朝になって光を浴びると体内時計がリセットされて、1日24時間のリズムに合わせてくれるようになっています。この体内時計のリズムに合わせて規則正しい生活をしていれば、夜になると自然と睡眠の準備が整って質の高い眠りが得られます。
また、夜型の生活が定着しているという人は、朝、目覚める時間を決めて、目覚めたら朝日の光を浴びるようにして、体内時計をリセットしましょう。
■快眠を誘う生活習慣のポイント
• 1日3食の食事を規則正しくとる
• 寝る時間と起きる時間を毎日一定にする
• 朝、目覚めたらカーテンを開けて自然光を浴びる
• 就寝3時間くらい前に適度な運動を習慣にする
• 入浴は就寝2~3時間前に
• 就寝前はコーヒーや緑茶などのカフェインを含む飲食物は控える
• 就寝前はPC、タブレット端末、スマートフォンなどの画面を長時間見ない
「全国健康保険協会ホームページ」より引用しています(http://www.kyoukaikenpo.or.jp/)
日本健康生活推進協会認定 健康マスター( Expert )平尾みき代
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